人に大事なことだからペットにもペット葬が大事
身内の葬儀を執り行った遺族に対しては、お疲れ出ませんようにという言葉をかけるのが礼儀とされています。
人がこの世からその存在を消滅してしまうにあたっては、お通夜と告別式という葬儀はもちろん、その他諸々の手続きが必要となるため、遺族の疲労はかなりのものとなることがしばしばです。
それに比べてペットが亡くなったときにおこなうのが普通となったペット葬は、人とまったく同じように火葬炉で荼毘に付し、お骨上げをおこないますが、すべてが簡素です。
お通夜や告別式はありませんし、参列するのは家族だけですが、人と同じ手順を踏んで愛犬、愛猫の亡骸がお骨になる過程で、心の整理が徐々についてくるのがペット葬をおこなう一番重要な意味となります。
大切な存在を亡くすことで心にぽっかりと空いた穴を埋めるには、人であろうとペットであろうときちんとしたお弔いの儀式を行うことが重要で、ペットにはペット葬をおこなうことで、悲しみよりも感謝の気持ちをより多く思い出すことができるでしょう。